※ 当サイトでは広告を利用しています
その「当たり前」もしかして間違いかも?!
化粧品検定1級、年間1千名以上お客様の肌悩みを解決してきた登録販売者の私が勘違いしがちな肌悩みの対処法にお答えしていきます♪
ちなみに今からお出しする質問は実際お客様から聞かれたものです。
ご自分でいくつ正解できるかチェックしてみて下さいね
本日の内容はこちら!
- いつも「当たり前」にやっているスキンケアが本当に正しいのか分かる
- 正しい方法でスキンケアを知り実行することによってお肌年齢が若くなる♪
お肌に良い方法を知ってますます綺麗になりましょう!
ではさっそくチェック開始♪
<クレンジング編>
- クレンジングの量は肌に負担がかからないように少なめにする?
- 肌に優しいからどんなメイクの時でもジェルやミルクククレンジングを使う?
- しっかり水分をふき取るために洗顔後ごしごし拭く?
- 美容液のたっぷり入ったクレンジングは長時間肌にのせてパックしても良い?
- ナチュラルメイクの日はメイクオフしなくても大丈夫?
- 日焼け止めだけの日は洗顔だけでOK?
- 洗顔せっけんは泡立ちの良いものを選ぶべき?
- 洗顔料に保湿剤が入っていても意味がない?
- 肌に優しいのは固形石鹸?
- 水洗顔でも皮脂や汗の汚れは落ちる?
- 汚れがよく落ちるように熱めのお湯で洗顔するのが良い?
- 汚れが気になるところはしっかり擦り洗うと良い?
- ニキビを治すには1日に何度も洗顔をする事が重要?
- <基本の洗顔法>
- 生え際ニキビお悩みの方
クレンジングの量は肌に負担がかからないように少なめにする?
答えは[×]
使用料は必ず商品に記載している量を守りましょう。肌にのせた時に指が突っかかるようでは肌に摩擦負担をかけてしまう為、自己判断で少なめに調整するのは良くありません。
剤が肌を抵抗なくスルスルと滑らかに滑ることを目安にしてください 小鼻の油分や毛穴が気になるところは指の腹でクルクルと優しく落とすと 角栓や黒ずみの解消にもなります。
クレンジングを流す際もジャバーっと一気に落とすのではなく、ぬるま湯で少しずつ乳化させながら落とすと、より毛穴などの汚れが落ちお肌のキメが整いツヤが出て綺麗が保てます。
肌に優しいからどんなメイクの時でもジェルやミルクククレンジングを使う?
答えは[×]
確かにジェルやミルク(乳液)タイプの物はクレンジング力が弱めであるため、肌負担が少ないように感じるかもしれません。
が、実は中には界面活性剤が多く配合されたものもあり、一概にすべて肌に優しいとは言えません。
ミルクタイプの物には洗浄力がマイルドな物が多い為、メイクを落とすときについ力が加わり肌への摩擦になってしまいます。擦りが肌にとっては1番老化を進めてしまう原因になるので、その日のメイクの濃さで使うクレンジング選びをするのが1番肌に負担がかからない優しい方法です。
例えば 日焼け止め、軽めのBB、ccファンデのみ使用時は ミルク又はジェルクレンジング
ファンデーションやコンシーラーを重ねた時など、しっかりメイクの時は オイルクレンジングなどにして優しく手早く落として使い分けるのがおすすめです。
オイルクレンジングは確かに洗浄力が強いものが多く、肌への影響も大きいかと思うかもしれません。しかし、肌をゴシゴシ擦るより手早くこすらず落とす方が肌への負担はありません。
しっかり水分をふき取るために洗顔後ごしごし拭く?
答えは[×]
クレンジングや洗顔後、水分を拭き取る為に ついごしごしこすってしまいそうですが、それは間違いです。
正しくは、柔らかいタオルで顔の水分を優しく押さえるだけで充分です。
ゴシゴシこすると、摩擦で皮膚がこすれ、肌荒れ、乾燥、色素沈着でしみを作る恐れもあるので今すぐやめましょう
多少水分が残っていてもその後のスキンケアに影響はありません
美容液のたっぷり入ったクレンジングは長時間肌にのせてパックしても良い?
答えは[×]
どれだけ美容成分が入ろうとも、クレンジングは洗い流すものです。
肌に必要以上長時間のせておくと、肌のうるおいを取り乾燥肌などのトラブルになりかねません
適量をメイクになじませメイクが浮いてきたらしっかり洗いあげましょう
ナチュラルメイクの日はメイクオフしなくても大丈夫?
答えは[×]
いくらナチュラルにメイクを仕上げようとも、時間がたつとメイクしたままの肌は空気中の汚れや皮脂を吸着して酸化していきます。
その結果色素沈着して シミ・くすみの原因になったり、
毛穴にメイク汚れが詰まってニキビや角栓つまり肌になってしまいます。
これらを防ぐためにも ナチュラルメイクでもその日のうちにメイクは必ずオフしましょう
日焼け止めだけの日は洗顔だけでOK?
答えは[×]
メイクをせずに日焼け止めだけ使用の場合も、
洗顔料で落とせない日焼け止めを使った場合はクレンジングをする必要があります。
日焼け止めが肌に残ったままだと肌が乾燥して 肌荒れしやすくなります。
「洗顔で落とせる」という表記の日焼け止め以外はクレンジングは必須です。
<洗顔編>
洗顔せっけんは泡立ちの良いものを選ぶべき?
答えは[×]
実はこれも×なんです。泡がもこもこしている方がイメージも良く肌の摩擦になりにくいことから泡立ちの良さだけで選ぶものだと思い込んでいる方が多くいます。
しかし、泡立ちの良い洗顔石鹼は脱脂力(脂をとる力)が強くなっている場合があります。
皮脂をしっかりとりたい脂性肌の方にはおすすめですが、
乾燥肌、敏感肌の方は泡立ちで選ぶよりも 洗いあがりがしっとりするものを選ぶと良いです。
また泡立ちが悪くても、泡立てネットなどを使えばしっかり泡立てることができます。
泡を細かくすることで優しく洗うことができるので
必要性に応じて使用してみて下さい
泡立ちの良さだけではなく、肌の状態や配合されている保湿剤や油分もあわせて選んでみて下さい。
洗顔料に保湿剤が入っていても意味がない?
答えは[△]
洗顔料は洗い流すものなので、一般的な保湿剤が入っていても効果が実感しにくい場合がほとんどです。
ですが、ワセリンやビーズワックス(蜜蝋)セラミドを配合した洗顔料は、うるおいを失いにくくするという調査結果もあることから、全く意味がないとは言い切れません。
なので、乾燥肌の方は洗顔量を選ぶ際、上記の保湿剤が配合されたものを
参考に選んでみて下さい。
肌に優しいのは固形石鹸?
答えは[×]
これは勘違いされている方かなり多いと思います。
石鹸は「界面活性剤」の一種であり、むしろ洗浄力が高いものです。
固形石鹸は使用後にツッパリ感が出やすい為、
乾燥肌の方にはあまりお勧めしません。
ただ、どの固形石鹸もそうではなく、
石鹸にも「枠練り石鹸と」「機械練り石鹸」という製法や成分配合に違いがあり、
「枠練り石鹸」のほうが肌に優しく使用感もしっとりしやすいです。
固形石鹸ですっきり洗いたい脂性肌の方はおすすめです。
・どう見分けるの?
「枠練り石鹸」は見た目が透明~半透明
「機械練り石鹸」は不透明ですので
選ぶ際参考にしてください。
(必ずしも当てはまらない事もあるので、その際はメーカーなどにご確認下さい)
水洗顔でも皮脂や汗の汚れは落ちる?
答えは[△]
朝、水やぬるま湯だけでも、汗やほこりを落とすことはできますが、
皮脂汚れは残りやすくなります。
皮脂が残っていると、ニキビや肌酸化につながるだけでなく
その後のスキンケアの浸透も悪くなります。
結果インナードライが進み 肌老化も進行してしまいます。
ただ、年齢的に皮脂量が減少している方や、
極度の乾燥肌の方へは一概に洗顔料を使わなくてはいけないということではありません。
基本的には皮脂が多く出ている方は洗顔料をしっかり使用してください。
汚れがよく落ちるように熱めのお湯で洗顔するのが良い?
答えは[×]
汚れを落とすために熱いお湯で洗顔したり、お風呂の中で身体を洗う時
一緒のシャワー温度で顔まで洗っている方はいませんか?
入浴時に使う湯温40度前後のお湯で顔を洗うと、
肌に必要なうるおい成分を洗い流してしまいます。
少し冷たく感じるくらいのぬるま湯(約32度~34度)で洗うようにすると
うるおいが逃げにくく優しく洗いあげることができます。
汚れが気になるところはしっかり擦り洗うと良い?
答えは[×]
洗顔は”泡で洗う”のが基本です。
毛穴や肌の汚れはゴシゴシこすると逆にきれいには落ちません
しつこいようですが摩擦が原因で
肌の色素沈着やしわになることもあります
汚れが気になるところがあってもしつこく擦らずに、
泡を肌で転がすようにクルクルと優しく洗いましょう
ニキビを治すには1日に何度も洗顔をする事が重要?
答えは[×]
洗顔をすることは清潔な肌でいる為にとても大切なことです
ただし、1日に何度もすれば良いということではなく、1日朝と夜の2回、もしくは汗や汚れが気になったときに朝夜+1回の計3回くらいにしておきましょう
その理由としては、皮膚が必要としている皮脂まで洗い流してしまい肌のバリア機能を低下させてしまうからです。バリア機能が低下するとますます肌トラブルが起こりやすくなり、ニキビを増やしてしまう原因になります。
正しい洗顔をして、スキンケアをしっかりつけて過ごすことが最も大切です。
さて、いつものスキンケアはバッチリでしたでしょうか?
すべてわかっていたよ~♪という方は
そのまま継続してお肌に合ったケアを進めて行って下さい
最後に洗顔方法を紹介しますので
お肌の調子を上げたい方 若さを保ちたい方は特に
もう一度振り返って
洗顔を丁寧に行ってみて下さい
<基本の洗顔法>
- 顔全体をぬるま湯(32度前後)でしっかり濡らす
※髪の毛が顔につかないように髪はヘアーバンドなどでピッタリする
- 泡立てネットで弾力のある泡を作り顔全体を泡で洗う(肌を直にこすらない)
- 小鼻横やオデコあごなど油分が出やすいところは細かくクルクルと泡で洗う
- しっかりとぬるま湯で洗い流す
※特に髪の毛の生え際こめかみ部分は残りやすい為しっかり落とす
生え際部分を触ってぬめりが一切なくなるまで洗い流す。
勿論ニキビの方へも有効の洗顔法ですので参考にしてください。
生え際ニキビお悩みの方
以前皮膚科の先生とお話する機会があり教えていただいたのですが、
「前髪の生え際こめかみのニキビは99%シャンプーやコンディショナー、
洗顔の洗い残しや使用しているシャンプーが原因」
とおっしゃっていたので、お悩みのお客様にお伝えして
(生え際をしつこいまでに流しましょう!とアドバイス)実践いただいたところ
1週間もしないうちに 前髪こめかみの生え際に赤くぷつぷつ炎症していたニキビはきれいに無くなり
本当に驚きました。(私もお客様も!!)
しかも、おでこにできたニキビを隠すために前髪を下げていたのを、
ニキビが減ってきたからと前髪を分け始めたらますますオデコがきれいになり、
以来オデコにもニキビができにくくなったと
笑顔で教えてくれました。
もし今生え際ニキビにお悩みの方は
何も用意することはありません!
洗顔時とシャンプー時の洗い残しがないようしっかり流すことだけを
まずは今すぐ実践してみて下さい
高価な化粧水や乳液などで肌のエイジング力を上げることも
確かに効果的ではありますが、
365日毎日のクレンジングや洗顔は
肌に最も影響を与えます。
しかしクレンジングや洗顔ケアは、化粧水などのスキンケアに比べると
比較的軽視されがちに思えます。
ですが、クレンジングや洗顔を変えるだけでお肌が変わっていくお客様を私は大勢見てきました。
お肌悩みや、
もし今ご使用のスキンケアに満足していないようでしたら、
是非 一度基本の洗顔方法をお試しください。
スキンケアを変えるよりも
コスパ良く肌の調子を上げられるかもしれませんよ!
さて今日の内容はいかがでしたでしょうか??
皆様のきれいの為の欲望が
みたされる内容だったらうれしいです。
では、またお会いしましょう♪